1/8GP Off-Road Mugen Cup 2021 Final Round Race Report

スポーツクラス予選R1

ヒート1:1周目島村選手、世羅選手、渡部選手の順。2周目世羅選手が逆転、北海道期待の若手世羅選手がトップをキープしてゴール、2位島村選手、3位伊場選手。

ヒート2:1周目小谷選手、芝選手の遠征組が45秒台で走行、レースをリードします。小谷選手はその後も45秒台の安定したペースで走りきりゴール、2位芝選手、3位布方選手。

ヒート3:1周目堀井選手、飯田選手、和久井選手が44秒台で走行。3周目飯田選手がトップ浮上も、5周目に堀井選手が再逆転。和久井選手は他車と接触して、大きく後退、堀井選手がトップでゴール、2位飯田選手、3位小林選手。

この結果ヒート3の1、2、3位が総合でも、1、2、3位を確保、ヒート2の小谷選手が久しぶりの無限カップ参加ながら、全日本選手権スポーツクラスチャンピオン経験者の意地をみせ4位。

スポーツクラス予選R2

ヒート1:1周目中島選手、島村選手、吉澤選手の順。2周目伊場選手が3位に浮上、その後3選手が安定して走りきりゴール、中島選手が無限カップ初参加ながら、ヒートトップ、2位島村選手、3位伊場選手。

ヒート2:1周目芝選手、目黒選手、小谷選手の順。上位陣安定した走行が続きましたが、5周目に小谷選手がミス。6周目目黒選手がミス。芝選手はミスなくトップでゴール、2位は後半追い上げた布方選手、3位小谷選手。

ヒート3:1周目和久井選手43秒3、堀井選手43秒8とハイペースで走行、飯田選手、小保方選手が44秒前半で続きます。2周目堀井選手がミス大きく後退。3周目田坂選手が43秒7で2位争いに食い込みます。5周目和久井選手がミスするも、トップをキープしてゴール、2位飯田選手、3位小保方選手、4位田坂選手。1～4位の差が2秒以内という僅差でした。ヒート3の1～4位が総合でも、1～4位、5位に北海道から今季初参加の芝選手。

スポーツクラス予選R3

ヒート1:1周目島村選手、世羅選手、荻窪選手の順。中島選手が追い上げ3周目にトップ浮上、世羅選手が大きく後退。中島選手が安定して走りきり、2ラウンド連続のトップゴール、2位島村選手、3位荻窪選手。

ヒート2:1周目上田中選手、芝選手、布方選手の順。4周目芝選手、5周目上田中選手がミス、布方選手がトップ、2位上田中選手、3位阿部選手。1、2位はそのままゴール、3位には最終ラップ逆転で谷口選手。

ヒート3:1周目小保方選手、飯田選手、堀井選田坂選手、和久井選手が44秒台で通過。2周目以降も上位陣は44秒台で周回し僅差の戦い。4周目田坂選手、飯田選手がミス、1位小保方選手、2位和久井選手、3位堀井選手。5周目和久井選手がミス堀井選手が2位、小保方選手がハイペースで走りきり、予選総合ベストタイム5分11秒2でゴール、2位に最終ラップ43秒4で逆転した和久井選手、3位堀井選手1～3位の差は1.5秒また熾烈な戦いでした。

この結果、TQ和久井選手(久しぶりですね、おめでとうございます)、2位小保方選手、3位堀井選手、4位飯田選手、5位田坂選手、6位布方選手、7位芝選手、8位古谷選手がAメインシードです。

オープンクラス予選R1

ヒート1:1周目梶原選手、原選手、亀谷選手の順。2周目に原選手、3周目に梶原選手がミス、亀谷選手がトップに浮上、その後安定したペースで走りきりトップゴール、2位原選手、3位河本篤志選手。

ヒート2:1周目足立選手が41秒9でトップ、加藤選手、杉浦選手、鶴田選手が42秒台で続きます。2周目足立選手がミス4位に後退、トップは41秒台で周回の加藤選手。4周目杉浦選手がミス鶴田選手が2位。加藤選手はハイペースをキープしてトップゴール、2位は終盤41秒台で周回、再逆転で杉浦選手、3位鶴田選手。

オープンクラス予選R2

ヒート1:1周目原選手、梶原選手、河本篤志選手の順。3周目梶原選手が逆転、そのままゴール、1位梶原選手、2位原選手、3位河本篤志選手。

ヒート2:1周目41秒9で杉浦選手がトップ、42秒0で鶴田選手、加藤選手が続く僅差の戦い。2周目加藤選手が41秒7、鶴田選手が41秒9で1、2位に。3周目鶴田選手が小さなミス43秒2で3位に後退。6周目を終えた時点で1～3位の差は約0.5秒。7周目加藤選手42秒5、杉浦選手小さなミス43秒7、鶴田選手ミス45秒7、そして8周ゴール。

1位加藤選手、2位杉浦選手、3位鶴田選手、この結果3ラウンド目を待たずして、加藤選手のTQが確定しました(おめでとうございます)。

オープンクラス予選R3

ヒート1:1周目梶原選手、河本周選手、河本篤志選手の順。3選手共ミスなく走りきりそのままの順位でゴール。

ヒート2:1周目加藤選手が41秒3のスパーラップ、鶴田選手、足立選手、杉浦選手が42秒前半で続きます。2周目足立選手が2位に浮上するも、3周目にミスして4位に後退。加藤選手はその後も41秒台を連発してゴール、2位はベスト41秒台で42秒前半キープした、鶴田選手、3位杉浦選手。

総合順位は、TQ加藤選手(パーフェクトTQですね、おめでとうございます)、2位杉浦選手、3位鶴田選手、4位足立選手、5位梶原選手、6位原選手、7位亀谷選手がAメインシードです。

スポーツクラス決勝

Dメイン:
1周目金子選手、関選手、杉浦選手の順、4位に9番グリットから原選手がジャンプアップ。2周目関選手、原選手がミス、2位杉浦選手、3位関選手、4位渡部選手。4周目金子選手を杉浦選手がパスしてトップ。8周目ジリジリ追い上げていた荻野選手が、関選手をパスして3位。9周目10周目各車給油、ピットアウト、ここで寺崎選手が2位にジャンプアップ、3位金子選手、4位荻野選手。勝ち上がりをかけた争いは、僅差でしたが16周目、荻野選手がエンジンストール、大きく後退。上位3台はそのままゴール1位杉浦選手、2位寺崎選手、3位金子選手がCメイン勝ち上がりです。

Cメイン:
1周目阿部選手、目黒選手の順、島村選手が5位に後退、勝ち上がりの杉浦選手、寺崎選手が3位4位。2周目阿部選手がミス、杉浦選手が目黒選手をパスして、トップに浮上、3位寺崎選手。3周目目黒選手が杉浦選手をパス再びトップ、この周スタートで遅れていた、島村選手も3位に浮上。そのまま1回目の給油、給油後島村選手がトップに立つも、後続とは僅差の戦い。12周目連続してミスした、杉浦選手が後退、阿部選手が3位、目黒選手が島村選手をパスしてトップ。その後も随所で、激しい争い。19周目目黒選手がトップに立つも、バットドライブでペナルティ、21周目にストップ&ゴーを消化し3位に、トップ島村選手、2位阿部選手。22周目阿部選手がミス、目黒選手が2位、阿部選手の背後には、須田選手が迫ります。24周目須田選手が阿部選手をパス。そしてゴール、1位島村選手、2位目黒選手、3位は須田選手、北海道勢同士の戦いを制し、Bメイン勝ち上がりを決めました。

Bメイン:
1周目小林選手、中野選手、小谷選手の順に通過、岩井選手が7位に後退、2周目小林選手が43秒台で周回、リードを広げます、上田中選手が小谷選手をパスして3位、3周回中野選手がミス、2位上田中選手、3位小谷選手、4位に中島選手が浮上、4周目小谷選手が2位、8周目上田中選手が2位と激しい2位争い、この間に小林選手は大きくリード、1回目の給油後も激しい2位争いが続いていましたが、そこに中島選手が追い付き3台によるの戦いに成ります、14周目には2位小谷選手、3位中島選手、4位上田中、しかし19周目小谷選手がミス4位に転落、上田中選手が中島選手をパスして2位、2回目の給油が終了しても、激しい2位3位争いが続き、24周目中島選手が2位浮上、3位上田中選手、小谷選手が猛追しますが、そのままゴール、小林選手は2位に約半周差の余裕のトップゴール、2位中島選手、3位上田中選手がAメイン勝ち上がり(中島選手は無限カップ初参加でのAメイン入りですね、おめでとうございます)。

Aメイン:
1周目飯田選手、和久井選手、堀井選手、田坂選手、小保方選手の順に通過。2周目早くも43秒台で周回の飯田選手がリードを広げます、小保方選手はミスしてさらに後退。3周目和久井選手がミス4位に後退、2位堀井選手、3位田坂選手。5周目に和久井選手が田坂選手をパスして3位に、しかし8周目ミディアムジャンプで転倒した堀井選手に接触、ダンパーを破損してリタイア。各車1回目の給油が終了、11周目田坂選手がミス、布方選手が3位浮上。17周目4位古谷選手を追い上げて来た小保方選手がパス。そのまま2回目の給油、給油後は各車大きなミスも無くそのままの順位で走行、3回目の給油も終了。33周目堀井選手がコースアウト、他車と接触しダンパー破損、残り時間を考えそのまま走行を続けます。34周目布方選手がミス、小保方選手が3位、更に35周目小保方選手が手負いの堀井選手をパスして2位。堀井選手は3位を死守しようと慎重な走行、そしてファイナルラップ、アップヒルで4位布方選手が転倒、更にエンジンストール、4位田坂選手。堀井選手はなんとか3位でゴール、トップ飯田選手は、後続の混乱を尻目に2位に約1周差の余裕のゴール、2位小保方選手(飯田選手は現コースレイアウト、走行開始当初から、練習ではスポーツクラストップのタイムを出していました、最終戦で今季初優勝ですね、おめでとうございます)。

オープンクラス決勝

Bメイン:
1周目河本篤志選手、野口選手、平岩選手、高城選手、河本周選手の順。2周目平岩選手がミス、5位に後退。4周目高城選手、河本周選手がミス、平岩選手が3位。8周目野口選手がミス、2位平岩選手、3位高城選手。1回目の給油が終了、野口選手が高城選手をパスして3位、13周目河本周選手も高城選手をパスして4位。そのまま2回目の給油、トップ河本篤志選手が給油でトラブル、平岩選手がトップ浮上。22周目野口選手を河本周選手がパス。そしてゴール、1位平岩選手、2位河本篤志選手、3位河本周選手がAメイン勝ち上がりです。

Aメイン:
1周目加藤選手、杉浦選手、鶴田選手、足立選手、梶原選手、原選手とゼッケン順の通過。2周目杉浦選手が加藤選手をパスしてトップ、足立選手が、鶴田選手をパスして3位。しかし3周目鶴田選手が足立選手を抜き返します。4周目杉浦選手がミス、加藤選手がトップ、しかし5周目加藤選手がミス、杉浦選手がトップに返り咲きます。トップ2台は僅差の戦い、少し離れて足立選手。11周目杉浦選手がミス、加藤選手がトップに立ち、1回目の給油。その後トップ2台は時折並んでジャンプするほどのバトル。2回目の給油後も続きます、そして24周目杉浦選手がトップ、26周目加藤選手がステップでミス、2台の差は約4秒。杉浦選手が4秒差をキープしていた30周目、なんとまさかのガス欠エンジンストップ、2台の争いは残念結果に・・・。2位足立選手、3位鶴田選手となり、3回目の給油。その後は安定したペースで走りきった加藤選手がゴール(TQ&ウイン、おめでとうございます)、約10秒差で2位足立選手、3位鶴田選手でした。

レース終了後、表彰式&じゃんけん大会を行いました。スポーツクラス、チャンピオンは、最終戦不在ながらも、黒羽選手が獲得(おめでとうございます、おめでとうございます)、2位堀井選手(北海道から全戦参加、お疲れさまでした)、3位小林選手。

オープンクラス、チャンピオンは、加藤選手(おめでとうございます、今年は本当に速かったですね)、2位鶴田選手、3位平岩選手(トッププライベート賞も獲得、おめでとうございます)。

2021年の無限カップは、多くの中止があり、決勝2レース制を採用したり、変則的な開催で、選手の皆様にはご迷惑をおかけしました。2022年も多くの選手の参加を、スタッフ一同お待ちしております。