関東地方は日曜日に雨予報でしたが、北海道から九州まで全国から選手が集まり、前日は皆さん精力的に練習されていました。レース当日トラクトは奇跡的に晴れましたが、いつ雨が降ってもおかしくない天気予報でしたので、タイムスケジュールを変更してレースを開催。スポーツクラス23名、オープンクラス8名の選手が参加されました。
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スポーツクラス予選R1 |
ヒート1では古谷選手が全ラップ43秒台で走行。7L5分04秒678でトップでした。
ヒート2では岩井選手、布方選手が1周目から43秒台で走行。しかし中盤ミスが目立ちトップゴールの岩井選手が、7L5分08秒584と古谷選手には届かず。
ヒート3は流石のハイペース、1周目世羅選手、小保方選手が42秒台。出羽選手、堀井選手、宮本選手が43秒台。
2周目以降も各選手、42〜43秒台で周回、しかし世羅選手は42秒台前半で安定した走行。そして唯一8Lに突入しラウンドトップを確定。更に最終ラップに41秒880のベストラップ、前戦のTQの勢いそのまま、素晴らしい予選でした。2位は宮本選手、3位堀井選手でしたが、総合3位には古谷選手が入りました。
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スポーツクラス予選R2 |
ヒート1は古谷選手がまたまた好走、7L5分05秒035でトップゴール。
ヒート2は布方選手がトップゴールするも、7L5分07秒297で古谷選手には届かず。
ヒート3は宮本選手が42秒3、世羅選手が42秒5、小保方選手が42秒8、飯田選手が42秒9と4選手が42秒台の1周目、後続も全車43秒台と素晴らしいオープニングラップ。2周目上位陣がタイムを落とすなか、逆に1周目43秒台の堀井選手、出羽選手が42秒台。凄まじいトップ争いとなります。
3周目世羅選手が41秒565のスパーラップを出し、一歩リード。
しかし4周目世羅選手は43秒6、堀井選手が42秒6と差を詰めます。その後もジリジリと差を詰めて7周目に逆転。堀井選手は8L突入も世羅選手は、7L5分00秒346でゴール。北海道の先輩の意地をみせました。2位世羅選手、3位飯田選手でした。
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スポーツクラス予選R3 |
ヒート1、ここでも古谷選手が7L5分05秒816でトップゴール。ベストラップも42秒662に上げてきました。
ヒート2では上ヶ島選手がトップゴールするも、7L5分09秒855でした。
ヒート3はTQ&Aメインシード争いが熾烈で、プレッシャーからか、オープニングラップ各車ミスが目立ち、42秒台は小保方選手、堀井選手の2名のみ。世羅選手は50秒114とTQ争いからは早くも脱落。
上位2名はその後も42台の走行で、コンマ差のトップ争い。しかし5周目小保方選手が44秒754と小さなミスではありますが、これが致命傷となり3位に後退。
堀井選手はその後もハイペースを維持して、8L突入。2位に上がった飯田選手が7L5分02秒539ゴールしたため、ここでTQ確定(TQは久しぶりですね、おめでとうございます)。
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この結果予選総合は、TQ堀井選手、2位世羅選手、3位飯田選手、4位古谷選手、5位小保方選手、6位宮本選手、7位小林選手がAメインシードとなりました。 |
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オープンクラス予選R1 |
1周目杉浦選手が40秒811でトップ、鶴田選手、梶原選手が41秒台で続きます。その後鶴田選手、梶原選手もベストラップを40秒台に入れますが、杉浦選手が逃げ切り8L
5分28秒467でトップゴール。2位鶴田選手が1.2秒差、3位梶原選手がそこから0.1秒差、4位平岩選手も8Lゴールと、オープンクラスのハイレベルな戦いを披露してくれました。
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オープンクラス予選R2 |
1周目鶴田選手が41秒0、梶原選手が41秒6、平岩選手が41秒8、野口選手、久本選手が41秒9と、5選手が41秒台で通過。流石オープンクラスと思わせるなか、杉浦選手がミスして44秒台でした。3周目、4周目と40秒4で走行した杉浦選手がトップ鶴田選手を追い上げますが、5周目に無限コーナーでハイサイド、さらにエンストしてしまいます。トップ鶴田選手は2位梶原選手に約3秒の差をつけていましたが、6周目に転倒して2位に後退。梶原選手が8L5分33秒639でトップゴール。2位鶴田選手、3位河本選手、4位平岩選手、5位久本選手までが、8Lゴールでした。
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オープンクラス予選R3 |
1周目杉浦選手、梶原選手が41秒3、鶴田選手が41秒6、平岩選手、久本選手が41秒7で通過。2周目梶原選手が40秒8でトップに浮上し、杉浦選手41秒1、鶴田選手41秒2と僅差で続きます。後続はミスがあったようでトップ争い、TQ争いは3名に絞られました。3周目梶原選手がミスして後退。5周目杉浦選手もミス。鶴田選手がミス無く逃げ切り、8L5分32秒092でトップゴールしTQ獲得(おめでとうございます)。2位杉浦選手、3位梶原選手でした。
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この結果予選総合はTQ鶴田選手、2位杉浦選手、3位梶原選手、4位
河本選手、5位平岩選手、6位久本選手、7位野口選手、8位平尾選手でした。
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スポーツクラス決勝Cメイン |
1周目@阿部選手、B金子選手、D飯島選手の順、A吉沢選手は8位に後退。
3周目C久保選手が追い上げ3位に浮上。上位3台はそのまま後続を引き離しゴール。
@阿部選手、B金子選手、C久保選手がBメイン勝ち上がりです。
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スポーツクラス決勝Bメイン |
前回より更に熾烈なBメイン、果たしてAメインに勝ち上がれるのは・・・
1周目@出羽選手、B上ヶ島選手、C和久井選手、そしてまたまた魔法?G阿部選手が4位で通過。2周目B上ヶ島選手がミス、2位C和久井選手、3位G阿部選手となります。3周目C和久井選手が@出羽選手をパスしてトップ浮上、D岩井選手がG阿部選手をパスして3位、5周目に出羽選手をパスして2位浮上と追い上げます。更に7周目C和久井選手がミスして、D岩井選手がトップ、2位@出羽選手、3位C和久井選手となります。各車1回目の給油が終わった、11周目接近していたD岩井選手に@出羽選手がビックエアー手前でタッチD岩井選手がハーフスピン、@出羽選手がD岩井選手の復帰を待っ間に、C和久井選手がトップに浮上。さらにB上ヶ島選手が背後にせまります。そして12周目B上ヶ島選手が@出羽選手をパスして3位、14周目にD岩井選手をパスして2位浮上します。その後激しい2位、3位争いが繰り広げられますが、D岩井選手が2回目の給油でエンストしてしまい@出羽選手が3位。その後上位陣は単独走行となり、後続を引き離しゴール。
Aメイン勝ち上がりは、C和久井選手、B上ヶ島選手、@出羽選手となりました。
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スポーツクラス決勝Aメイン |
1周目@堀井選手、B飯田選手、C古谷選手の順、A世羅選手は立体交差でミスして4位、5位D小保方選手と続きます。
A世羅選手は、2周目にC古谷選手をパスして3位、5周目にB飯田選手をパスして2位浮上し、トップ@堀井選手を追います。全車1回目の給油が終わった12周目、テールtoノーズでトップ争いをしていた@堀井選手にA世羅選手がフロントダブルで仕掛け接触。@堀井選手がスピン、計測ラインはA世羅選手がトップで通過しますが。助手の指示により、順位を入れ換えます。このまま2名による激しいトップ争いが続くと思われましたが。A世羅選手が14周目、15周目に連続して転倒7位に後退し、B飯田選手が2位、D小保方選手が3位となります。
B飯田選手を17周目にD小保方選手がパスして2位に浮上。19周目G和久井選手もB飯田選手をパスして3位に浮上します。この時トップ@堀井選手は2位集団とは10秒ほどの差をつけ単独走行。D小保方選手もジリジリと逃げだし2位単独走行となります。3位争いは32周目にB飯田選手が前にでますが、35周目にG和久井選手が抜き返し3位に浮上し、そのまま逃げ切りゴール。
優勝は@堀井選手、(2連勝、今季3勝目の優勝はTQ&WINでしたね、おめでとうございます)。2位D小保方選手、3位G和久井選手でした。
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オープンクラス決勝 |
1周目@鶴田選手、B梶原選手、C河本選手の順に通過、A杉浦選手は立体交差で転倒して6位で通過。2周目A杉浦選手は1周で3台をパス3位に浮上。そして4周目にはB梶原選手をパスして2位に浮上し、トップ@鶴田選手を追います。7周目には両者テールtoノーズとなりますが、@鶴田選手もラインをハズさず巧みにブロック。11周目A杉浦選手が先に給油。12周目@鶴田選手が給油してピットアウト@鶴田選手がトップでテールtoノーズのまま激しい攻防が続きます。
ペースに勝るA杉浦選手が@鶴田選手に随所でプレッシャーを懸けますが、@鶴田選手はミスなく巧みにブロック。しかし両者最後の給油が終わった、36周目@鶴田選手がリズムセクションでミス、転倒は免れましたがA杉浦選手がトップに浮上。その後A杉浦選手がジリジリと引き離しトップゴール(3連勝ですね、おめでとうございます)。4.6秒差で@鶴田選手、3位は梶原選手でした。
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天気予報が悪かったので、凄くタイトなスケジュールで慌ただしいレースとなってしまいました。レース終了と同時に豪雨に見舞われ後片付けが大変でしたが、スポーツクラス、オープンクラス、予選&決勝とも白熱のレースでした。次戦第5戦は7月7日開催です。前半最後のレースとなりますので、沢山の選手の皆様の参加をスタッフ一同お待ちしております。
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